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心がフッと軽くなった。
あっこれ、私の理想の暮らしだ。
そして、この暮らしをするためにたくさんのお金は必要ない。
ものの数時間でそんな気持ちにさせてくれたこの本に感謝。
筆者は、「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、ブログ『なにおれ』を運営されている方。
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・日常を楽しむエッセンスを知りたい
・心穏やかに毎日を暮らしたい
・やりたくないことをやらずに暮らしたい
この本を手に取った理由
まずは、この本を手に取った理由から書こう。
それは、以前ヒュッゲについて書かれた本を読んでとても素敵な習慣だと思ったから。
そして、そのヒュッゲとミニマリストが組み合わさっている点に興味を持ったから。
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世界で最も幸せな国のひとつとも言われるデンマークの言葉で、「居心地がいい空間」や「楽しい時間」を指す。
肌触りの良いブランケットにくるまりコーヒーを飲んだり、キャンドルの灯りの中でゆったり本を読んだり、家族や友人などの大切な人と食卓を囲んだり、リラックスしたひとときのこと。
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このヒュッゲの素敵だなと思ったところは、
大好きなおうちで、それほどお金をかけずに、日常を心穏やかにまったり楽しんでいるところ。
そして、そのヒュッゲとミニマリストがどう組み合わさっているのかとても興味を持った。
毎日を心穏やかに暮らすエッセンス
自分の芝生も青いことを知る
他人と比較した上で自分が劣っていたとしても、「自分の生活も十分じゃないか」と知れば、他人との比較はもう怖くありません。
「ミニマリスト式超ヒュッゲ術:少ないお金で毎日を心地よく暮らすアイデア33」なにおれ
人間は比べてしまう生き物。
だからこそ大事なことは、比べた上で、それでも「自分の芝生も青い」と気づけること。
他人のほうが広くてきれいな家に住んでいるかもしれない。
でも、今の自分の家だって雨風が凌げて、家族仲良く暮らせている。十分じゃないか。
他人のほうが豪華な食事を取っている。
でも、豪華でなくても、家族や友人、もしくはひとりでも楽しく美味しい食事が取れている。十分じゃないか。
ふと誰かと比較してしまったときは、「自分の芝生も青い」という言葉を思い出すようにしよう。
いつか「あの頃に戻りたい」と思うであろう今日を味わう毎日がつまらないのは受動的だから
大袈裟なことでなくてもいいので、「ちょっと工夫できないかな」とか、「もしかしたら誰かの役に立つかも」という思考で生活してみるだけでも、普段の暮らしで楽しさを感じる瞬間はきっと増えます。
「ミニマリスト式超ヒュッゲ術:少ないお金で毎日を心地よく暮らすアイデア33」なにおれ
映画を見たり漫画を読んだりして終わるのではなく、何が面白かったかを考えてSNSで発信する。
服をたくさん買うのではなく、少ない服でどう着まわせるかを考える。
家事などを今あるものでなんとかできないか工夫する。
あ、このブログがまさに能動的な行動だ。
ブログを始めてから「自分の本当にしたいこと」を知り、
仕事、家事、育児の真っ只中でも、毎日を心地よく暮らすにはどうすればよいか考えて、
とびっきりのアイデアを思い付いたときは、それはそれは楽しいもの。
そして同じように悩んでいる人にとってこのブログが、少しでもお役に立てていればこの上ない喜びなのだ。
ミニマリストママが思う「心地よい暮らしのはじめかた」 【ミニマリストママ】自分時間激増!たくさん手放したら1日3時間の自分時間を満喫できるようになりました贅沢を贅沢と自覚する
すべてのものは贅沢なもので、その贅沢をいつでも手に入れられることに自覚的になれば、ありふれた日常は満ち足りたものであることに気が付くはずです。
「ミニマリスト式超ヒュッゲ術:少ないお金で毎日を心地よく暮らすアイデア33」なにおれ
マクドナルドのハンバーガー、
コンビニのから揚げ弁当、
ユニクロのTシャツだって、
すべて贅沢なもの。
実際、私はマクドナルドに行ったらいつも、「てりやきマックバーガーセット」を頼むのだけれど、そのセットを自分で作ろうと思うと大変だ。
てりやきの味付けはなかなか再現できないだろうし、フライドポテトは揚げなくちゃいけない。(ついでに後始末も大変。)
それを誰かが代わりにしてくれているのだから、贅沢以外のなにものでもない。
お気に入りを丁寧に扱う=自分を大切にする幸せさいごに
本の中で出てきた「美しくもありながら質素に暮らす」
これが私の理想の暮らしだと再認識できた。
レベルは人それぞれだと思うけれど、
自分が思う美しさを取り入れつつ
上記で書いたエッセンスを取り入れながら
自分にとって心地よい質素さで生きる。
このバランス感覚を忘れずに、
毎日を心穏やかに生きていきたいと思う。
なにおれさんの他の本もぜひ読みたいな。